必要不可欠なアイテム
DIYを始めるにあたり、まずは最低限そろえておくべき工具をご紹介する。これらの基本的な道具があれば、様々なDIYプロジェクトに取り組むことができる。
まず必須なのが、木材をカットするためののこぎりである。手動のノコギリでも十分だが、作業の効率を高めるなら電動の丸ノコがおすすめだ。力を入れずに正確な切断ができ、作業時間も大幅に短縮できる。ただし、電動工具は音が大きいため、マンションなどの室内では使いづらい場合もあるだろう。
次に電動ドリルドライバーは、DIYに欠かせない重要な道具である。木材に穴を開けたり、ネジを締めたりと、様々な用途で活躍してくれる。手動のドライバーでは時間と手間がかかるが、電動ツールなら素早く、しかも強力に作業を進められる。
そして、作業中に素材をしっかりと固定するためのクランプも必須アイテムだ。のこぎりで切断する際や、組み立て時の仮固定など、クランプを使えば両手が自由に使え、きれいな仕上がりが期待できる。
最後に、長さを正確に測るためのメジャー、通称「コンベックス」も欠かせない。DIYでは木材の長さを正確に把握することが重要で、コンベックスなら垂直の測定もしやすく便利である。
これらの基本的な4つの工具さえあれば、初心者でも安心してDIYに取り組めるはずだ。作業の目的や環境に合わせて、適切な工具を選んでみよう。
用途
先ほど紹介した必須アイテムは、それぞれ以下のような用途で活躍してくれる。
のこぎりは、木材を切断する際に不可欠な道具である。ホームセンターで希望の長さにカットしてもらえるが、微調整が必要な場合や、その場で即座に長さを変更したい時に便利だ。手動のノコギリでも十分だが、電動の丸ノコなら力を入れずに正確な切断ができ、作業効率も格段に上がる。
電動ドリルドライバーは、木材に穴を開けたり、ネジを締めたりと、DIYの基本作業に欠かせない。手動のドライバーでは時間と手間がかかるが、電動ツールなら素早く、しかも強力に作業を進められるので、作業の幅が大きく広がる。
クランプは、のこぎりで切断する際や、組み立て時の仮固定に活用できる便利な道具である。素材をしっかりと固定できるため、ズレを防ぐことができ、きれいな仕上がりが期待できる。
コンベックスは、DIYで木材の長さを正確に把握するのに役立つ。垂直の測定もしやすく、部屋の天井の高さや、家具のサイズなど、さまざまな長さを正確に測ることができる。
これらの工具を上手に使い分けることで、初心者でも安心して、効率的なDIYが行えるはずである。
あると便利なアイテム
基本的な工具に加えて、あると作業がさらに快適になるアイテムもいくつか紹介しよう。
まず、インパクトドライバーは電動ドリルドライバーと似た機能を持ちながら、特にネジ締めに特化した工具である。ドリルドライバーよりも大きな打撃力を発揮するため、固い素材にもしっかりとネジを締められる。作業の効率が格段に上がるので、DIYを本格的に行う方におすすめだ。
次にサンダーは、カットした木材の表面を磨いて仕上げる際に重宝する。手作業でやすり掛けをするのは大変な作業だが、サンダーなら短時間で綺麗に仕上げられる。ただし、粉塵が舞うので室内での使用は避けたほうがよいだろう。
また、布地を固定するのに便利なタッカーも、あると重宝する工具の1つである。家具の張り替えやファブリックパネルの制作など、柔らかい素材を扱う際に活躍してくれる。
さらに、水平器は棚の設置などで欠かせない。水平に設置できないと、棚の上に置いたものが落ちてしまったり、見た目も良くない。水平器を使えば、簡単に水平を確認できる。
最後に、壁の裏側にある下地を探知する「下地センサー」も、DIYには非常に便利なアイテムだ。棚や重たいものを取り付ける際は、必ず下地にしっかりとねじを留める必要があるが、下地センサーがあれば、目に見えない壁の裏側の状態を確認できるので安心して作業できる。
これらのアイテムがあれば、DIYの幅がさらに広がり、よりスムーズに作業を進められるはずだ。予算に合わせて、必要なものを選んでみよう。