タイヤの保管場所は悩みの種だね。適当に平置きしている人も多いだろう。
ホームセンターで数千円で購入できるものもあるが、どうせならDIYでタイヤラックを作ってみよう。
今回は単管パイプを使ったタイヤラックを作る方法を紹介していく。
必要な材料
・単管パイプ(イレクターパイプ)1m=2本、50cm=8本、7.5m=2本
・金具ジョイント
・キャスター
組み立て手順
1.ジョイントの間にカットした単管パイプを入れ、ビス止めして連結。同じものを2つ作る。
2.連結した金具を1mのパイプを仮締めして、これを左右両方行う。
3.キャスターを角4つに用意して、1mの単管パイプ2本と50cmの単管パイプ2本を差し込み仮止めする。
4.50cmの単管パイプ4本をキャスターの上部に差し込み仮止め。
5.残りの50cmの単管パイプ2本を両端へジョイント取り付け、借締めする。
6.5番で作ったものとキャスターの上部に差し込んでいる単管パイプへ差し込み、借り締めをする。
7.借り締めしていたところを本締めする。
以上の手順で、単管パイプを使用したタイヤラックが完成。
ガレージに設置しておけば、見た目も平置きよりかっこよくなる。
単管パイプのサビるかもと気になるが、以外に丈夫でサビにくい。
低予算で簡単に作れるので、是非とも挑戦してほしい。
タイヤの適した収納場所とは
タイヤはゴムでできているので劣化して使えなくなったというのは避けたい。保管場所には十分注意しよう。
屋外に置くのは厳禁。紫外線と雨による湿気でタイヤの表面がひび割れたり、ゴムが腐食してバーストの原因になる。
だから、ガレージや倉庫の中に保管するようにしよう。
ただ、室内だからと過信も禁物。湿度が高い場所に置きっぱなしだと劣化してしまう。定期的に空気の入れ替えを忘れないように。
あとは高温になる場所もタイヤの寿命を縮めてしまう。ストーブやヒーターの近くはゴムが熱分解されて、性能も低下するからだ。
タイヤを収納するときの注意点
タイヤを保管する前にひと手間が大事。まずは水でよく洗ってしっかり乾燥させる。ゴムは油汚れとなじみやすく、染み込んだ油がタイヤの保護成分を溶かして、ゴムを変質させてしまう。
タイヤの性能を落とさないために油や汚れはしっかり落として収納すること。ただし、洗剤を使うと、洗い落としがあると洗浄成分がタイヤを傷めてしまう。水洗いでOK。
同時にタイヤの空気圧は落としておこう。タイヤの内圧によってゴムがひび割れたり、劣化する原因になるからだ。